AWS での Amazon Elastic Block Store の計画
Amazon Web Services (AWS) 上の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud インスタンスでは、iSCSI 接続ホストにマップされるボリューム用のバックエンド・ストレージとして Amazon Elastic Block Store (EBS) がサポートされます。
AWS Elastic Block Store (EBS) ボリュームは、AWS Cloud 内のインスタンスで使用するための永続ブロック・ストレージ・ボリュームを提供します。Amazon EBS ボリュームは、AWS マネジメント・コンソールから注文できます。AWS マネジメント・コンソールのプロンプトに従って、ボリュームの作成やボリューム・タイプとボリューム・サイズの選択を行ってください。詳しくは、Amazon EBS Volume Types で、サポートされている Amazon EBS ボリューム・タイプの説明を参照してください。
AWS 上の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud 実装環境では、重要なビジネス・アプリケーションのパフォーマンスを最適化するためには、「汎用 SSD (gp2) (General Purpose SSD (gp2)) 」 または 「プロビジョンされた IOPS SSD (io1) (Provisioned IOPS SSD (io1))」の EBS ボリューム・タイプをお勧めします。「コールド HDD (sc1) (Cold HDD (sc1))」または「スループット最適化 HDD (st1) (Throughput Optimized HDD (st1))」の EBS ボリューム・タイプは、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud 実装環境で必要なパフォーマンスを提供しないため、お勧めできません。
AWS 上の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアでの Amazon EBS ボリュームのインストールを計画する際は、以下の情報を考慮してください。
- IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアでは、定期的に EBS ボリュームをスキャンし、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud 管理 GUI で非管理対象 MDisk または管理対象 MDisk として識別します。IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud クラスターを表す EBS ボリュームの状態と 2 つのタグ (IBM-SV-Cluster-id または IBM-SV-Cluster-name) により、管理 GUI がそれらのボリュームを非管理対象 MDisk として表示するのか、管理対象 MDisk として表示するのかが決まります。
- EBS ボリュームの状態が available であり、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud クラスターにタグが設定されていない場合、管理 GUI は EBS ボリュームを非管理対象ディスクとして表示します。IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud 管理 GUI で、を選択して、EBS ボリュームを表す非管理対象ディスクをストレージ・プールに追加できます。該当の非管理対象 MDisk を右クリックして、「割り当て」を選択します。
- EBS ボリュームがストレージ・プールに追加されると、そのボリュームは管理対象ボリューム (MDisk) になります。ボリュームの状態の変更は、AWS Web コンソールまたは AWS アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) から表示できます。EBS ボリュームの状態は、ボリュームに付加されているタグで識別します。このタグは、その EBS ボリュームが接続されている IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud クラスターを識別します。EBS ボリュームを表す MDisk がストレージ・プールから削除されると、タグは EBS ボリュームから削除されます。
- EBS ボリュームを表す MDisk がストレージ・プールに追加されると、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud 管理は、ボリュームの接続と再接続を制御します。
- インストール中、2 つの汎用 EBS (gp2) ボリュームが初期構成としてプロビジョンされます (各 EBS ボリュームのデフォルト・サイズは最小で 1 TB、最大で 16 TB です)。
- 各 EBS ボリュームの最小容量は 1 GB、最大容量は 16 TB です。デフォルトの容量は、100 GB です。IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud の実装環境では、パフォーマンスの問題を回避するために、以下のベスト・プラクティスが必要です。
- 「汎用 SSD (gp2) (General Purpose SSD (gp2))」の EBS ボリューム・タイプを選択する場合は、容量を 512 GB より大きく設定します。
- 「プロビジョン済み IOPS SSD (io1) (Provisioned IOPS SSD (io1))」の EBS ボリューム・タイプを選択する場合は、最小 IOPS を 1.5 K に設定します。
- インストール後に、サイズ要件なしで EBS ボリュームを追加できます。オプションで、インストール中にプロビジョンされた初期 EBS ボリュームを削除できます。
- クラスターごとに最大 20 個の EBS ボリュームがサポートされます。
- ソフトウェア・ベースの暗号化は EBS ボリュームではサポートされません。
- 鍵を使用しない EBS ボリューム固有の暗号化がサポートされます。ただし、カスタマイズされた鍵を使用する EBS ボリュームの暗号化はサポートされません。